佐藤 眞羽
2021年入社-まだ、お仕事をはじめて8ヵ月(※取材当時)ということですが、ながめやま牧場で働きはじめたきっかけは?
はい、昔から動物が好きで、将来は動物と一緒に働ける仕事がしたいと考えていました。 朝も早いし、体力を使う仕事なので、いまは一生懸命頑張っている最中です。
-お仕事をする中で、一番難しいと思うことは何ですか?
牛は人間と違って喋らないので、人間が牛の気持ちに気付いてあげる必要があります。
食べたいとき、暑いとき、眠りたいときなどに合わせて環境を整えてあげるというのが私たちの仕事です。
ですので、牛がいつも安心していられるように、常に牛たちに気を配ることを心がけています。
-かなりの頭数がいるので、1頭1頭に気を配るのは簡単なことでは無いですね。
そうですね。牧場では牛を番号で管理しているのですが、
私は、お気に入りの牛には自分だけの名前をつけているので、見分けがすぐにつくんです。
-それは凄い特技ですね、まさに牛が好きだからできることですね。
牛たちも人の見分けがつくようで、最初は近づくと逃げていったのですが、
毎日顔を合わせることで、すこしずつ心を許してくれるようにはなってきました。
ただ、牛にも性格があって、中には触られるのが嫌な牛もいます。
先日、まったく懐いてくれない牛がいて、搾乳機をつけるだけでも一苦労していたのですが、
足を悪くした際にリハビリ室で数日間ケアを続けたところ、気を許したのか、向こうから近づいてきてくれるようになりました。
その時は本当に嬉しかったです。
-今後の抱負を教えてください。
まだ仕事をはじめたばかりで右も左も分からない状態ですが、
かわいい牛たちのことを一番に考え、まずは出来ることを精一杯やっていきたいと思っています。
※取材は2021年12月当時の内容となります。