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松岡 健

2014年入社

– ながめやま牧場で働きはじめたきっかけは?

以前はまったく別業界におりましたが、友人の紹介で働きはじめました。
体力には自信がありましたが、慣れるまではなかなかの重労働でした。
あっという間に7年が経ち(※取材当時)、今ではすっかり酪農の仕事に魅力を感じています。

-牧場ではどのようなお仕事をされていますか?

基本的には、搾乳、餌やり、牛舎の掃除、子牛への哺乳が日々のルーチンですが、
獣医さんと一緒に牛たちの体調管理を行ったり、重機を操作しての堆肥作り、
雪の無い時期は牛たちの餌となる牧草を作ったりと忙しい毎日を過ごしています。

-ながめやま牧場では餌作りも行われているのですか?

はい、輸入配合飼料(粗飼料)は出来る限り使わず、ながめやま牧場で栽培した牧草から飼料を作っています。
ながめやま牧場の面積は訳60町歩(60ヘクタール)と、県内ではトップの面積を誇りますので、
その強みを牧草づくりに活かしています。

ただ、牧草といっても勝手に育つわけではないので、土づくりからこだわり、しっかりと肥料を入れ、収穫・乾燥し、保存するためにロール型にラッピングするなど、様々な重機を操作し、いくつもの工程を経て、安心で栄養のある餌が出来上がります。
もちろん肥料は牧場の牛糞から作られたオリジナルの堆肥をメインに使用しています。
また、牧草以外にも地元の稲作農家さんが作ってくれた稲発酵粗飼料(稲WCS)も与えていますので、牛たちの餌もまさに地産地消です。 地元の素材をうまく利用することで、牛たちに安全な飼料を提供でき、地域も潤うという相乗効果があります。

餌作りのほかに、特に力を入れている点を教えてください。

牛がストレスなく生活できることを一番に考えています。
そのために、春から夏にかけては放牧で気持ちよく過ごし、おいしい餌を食べさせます。
夏場は牛舎が暑くならないようスプリンクラーを設置し、ハエなどの虫対策も万全です。
またフカフカのベッドで気持ちよく眠れるようにベッドづくり(牛床づくり)にも専用の機械を導入しています。

なんだかお話を聞いていると、まるでホテルのコンシェルジュのようですね

まさにその通りです(笑)
たとえば牛が産気づいたときなどにも、他の牛たちを起こさないように気を使って対応を行っています。

-今後の夢を教えてください

ながめやま牧場は、広い牧場を活かして放牧ができ、餌も地産地消を行っています。
その部分に特化し、牛が牛本来の自然に近い、いっそうストレスの無い生活ができるよう、
「牧場」というこのステージを更に進化させていきたいと思っています。
牛の幸せのために、牛の気持ちに常に寄り添い、できる限りのことをやっていきたいです。
そのためにも、これから色々な牧場などを視察して、知識と見聞を深めていきたいと考えています。

ながめやま牧場は、広い牧場を活かして放牧ができ、餌も地産地消を行っています。
その部分に特化し、牛が牛本来の自然に近い、いっそうストレスの無い生活ができるよう、
「牧場」というこのステージを更に進化させていきたいと思っています。
牛の幸せのために、牛の気持ちに常に寄り添い、できる限りのことをやっていきたいです。
そのためにも、これから色々な牧場などを視察して、知識と見聞を深めていきたいと考えています。

※取材は2021年12月当時の内容となります